八代目園主『夢追い人』【アイコン】 和×夢 nagomu farm

『園主』のブログ




     日々の農作業や農業経営に関する綴りを記しています。


最新『園主』のブログ

立春 2019年産梅レポート【開花~満開】


2019梅レポート 【立春:開花~満開期】  和×夢 nagomu farm

地元新聞紙の情報によると、

昨年【2018年】産南高梅の作柄は
過去10年で3番目に多い【豊作】だった模様です。

 

2018年夏の【酷暑】/秋の【台風】で
少なからず影響を受けてる2019年産の

花の開花時期を迎えています。

 

園地巡回を通じて、

少しでも自園地の生育状況把握に努め

【作柄傾向】を予測すべく、情報収集に努めています。

開花始め~満開期を迎えた

2019年【立春】の集積データを基に、

2019年産梅についてレポートしています。


壱. 休眠期の積算気温

休眠期の気象推移比較【2018冬】 和×夢 nagomu farm

一般的に梅は

落葉からの【一定積算気温】を迎えると

開花すると言われています

 

体感的に【暖かい】と感じた

2018年【冬】の影響を受けてからか

梅の開花を例年より早い【1月中旬頃】に確認しました。

 

2018落葉期~2019開花確認期間

【11/15~1/10】

の積算値を算出すると

 ◆ 2018シーズン:600.4℃

 ◆ 2017シーズン:482.3℃

と今シーズンの【暖冬傾向】が確認できてます

園地巡回を通じて感じたのは

例年より少なく感じる【花芽数】

 

2018夏シーズンの【連日の酷暑】
   秋シーズンの【度重なる台風来襲】
による【自然起因】と、

2018剪定作業の意識として【強剪定】に

努めた事による【結果枝減少】

による【人的要因】の

両面が影響しているように感じております


弐. 2019作柄調査報道

2019花芽調査【掲載記事】紹介

 ※ 三栖城山台地区【南向き】園地

       園地上部において【塩害】枝を確認

自園地【塩害被害2019】 和×夢 nagomu farm

『西牟婁地方』と『みなべ・日高地方』の

関係機関では、毎年定めてる樹の

枝の花芽数を測定して、作柄検証を図ってるようです

新聞報道によると、
◆ 沿岸部の『台風による塩害』による枝枯れ
◆ 西牟婁地方【やや少】/日高地方【少】
という花芽数だった模様です

塩害による枝枯れの対象樹は、

別の枝に差し替えてる測定方法であるため

【塩害被害】状況が盛り込まれない

測定調査である事を意識する必要があります

当園自園地でも、

『塩害』と思える【枝枯れ】を確認しました

海岸部より離れた園地なのに、

枝枯れが発生している事を考慮すると、

内陸部の梅園地でもスポット的に

『塩害被害』が出ているように感じています

 

全体的に【花芽数】が少ないことは、

着果率を計算する上で【分母数が少ない】事と

考えています

 

園地の立地条件により、

生産者別に作柄状況に大きな【差】が

生じているのが【2019年の作柄特徴】である

と感じています

分母数が少ないだけに、

分子数【花粉交配による着果数】が高まること

を願っています


参. 梅産地情報【1月】

『JA紀南』より

紀南の梅産地情報【1/25】が公開されてます

 

◆ 体感的に【暖かい冬】だった事

◆ 2018年産の【開花時期】が遅かった事

の理由から、

2019年産の生育状況が【特別早い】感覚に

さいなまれます

 

実際の開花状況は、

樹による【バラツキ】が大きく

平均的な『開花始め』は

そんなに早い生育状況ではない感じです

 

梅の開花に伴い、

地元の梅園地にも【花粉交配】を促すべく

『ミツバチの巣箱』が【1/26】に

設置されました

それに伴い

気象データ測定による【花粉交配度】検証も

同時にスタートさせています



梅開花時期【花粉交配度】推定表【2019大寒】 和×夢 nagomu farm 

四. 梅ほころび状況【立春】

園地別梅開花指数【2019立春】 和×夢 nagomu farm

2018年産の【豊作】は、

満開期に【好気象】が続いた事が

1つの要因であると考えています

 

2019年の【開花傾向】としては、

『南高梅』が【満開期:2/13以降】に比べ

交配樹となる『小梅・雑梅』が【開花遅れ】

な状況にあると感じています

 

2/17に園地巡回して、

梅の開花状況を5段階表示に指数化したところ

◆ 南高梅:8分咲き【3.9】
  ※7~8分咲きより【満開期】と設定


◆ ミスなでしこ:5分咲き【2.7】

 ⇒ 系統で開花状況に大きなバラツキあり

 

◆ 白王【小梅】:5分咲き【2.7】

 ⇒ 通常『南高梅』より早い開花なのに

   本年は【生育状況】がやや遅れ目


五. 花粉交配度推定【立春】

梅開花期花粉交配度推定表【2019立春】 和×夢 nagomu farm

2019年【節分】前後の期間は、

【3~5分咲き】の状態でしたが、

最高気温【18℃】前後になる

温暖な気候となりました

 

【満開期】突入後は、

やや【冬型傾向】な日が続いたように感じます

 

2019年産【作柄】は

『2019.雨水』期間の花粉交配度が

大きく影響すると予想しています

『雨水』初日は、

1日を通じて【雨天】だったので、

今後の【好天】に期待しています

【2/17】時点の開花状況で、

南高梅【満開期】に対し、

交配樹【小梅/雑梅】の開花が遅れている

のが少し気になってます

自家交配しない…と言われる『南高梅』なので

交配樹が早く【満開期】を迎えて

ミツバチによる充分な【花粉交配】最適日が

続くことを望んでいます

 

花芽数【分母数】が少ない状況だけに、

より高い比率で【着果数】が多くならなければ

全般的に【不作傾向】の作柄年なのでは…

と不安視しています



0 コメント