アーモンド展開の方向性


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アンケート内容


『和×夢 nagomu farm』では、

経営の成長戦略の一環として、新たに『アーモンド』の栽培に着手しています。

和歌山産アーモンドから『和ーモンド』と命名し、2015年に初収穫してる現状です。

食用部分である【ジン】の割合は、果実全体の【わずか2%】。

そんな状況を踏まえて、今後の展開内容を【4案】提示しています。

4つの展開策の中から、望ましいと思える内容に【○印】を記していただく設問です。

※複数【○印】可能です。  

 

①.開花時の花見観覧で利用【観光発信】

②.収獲・殻割り体験で利用【観光農業】

③.殻付き生アーモンドを流通【加工品利用】

④.アーモンドミルクを販売提供【売店出店】

⑤.その他



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集計結果


大阪樟蔭学祭アンケート【2015D】 アーモンド展開の方向性は? 集計結果
大阪樟蔭学祭アンケート【2015D】アーモンド展開の方向性は? 集計グラフ

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考察


◆ 桃のような花が綺麗で、梅の開花後に【満開期】を迎える事

◆ 収穫時期【9月頃】が、梅作業【梅干し】とカブらない事

◆収穫したモノは、栄養価に優れ、国内産流通量が少ない事

 

以上のような点を、意識して『アーモンド』栽培に着手しています。

食用率【ジン部分】が、一般農作物と比較して極端に低い事を確認して、

『アーモンド栽培』の今後の展開を模索している中で、現状考えられる4策を提示して、

実際、お客さまはどう考えられるか… を設問しています。

 

集計の結果、一番関心を持たれているのは、

『収獲・殻割り体験【観光農業】』:【約36%】なってます。

僅差で、『花見観覧で利用【観光発信】』:約34%

    『アーモンドミルク提供【売店出店】:約33%  と続く結果です。

 

食用率【約2%】の現状を考えると、

食品流通させるのは、5年以上以降の話になってくる…と感じています。

当面は、剪定により植栽樹の成長を促して、

・Base N【ミスなでしこⓇ原木】の、情報発信に活用

・扁桃線【A20】で、アーモンド並木の観光情報発信

 

以上の【2点の観光発信】を進めていくのが望ましい…と考えてます。

『国産アーモンド』という事で、非常に注目度が高いのも事実です。

食用利用についても、他業種と連携しながら【付加価値販売】に繋げていきたい…

と感じています。