穀雨 2017梅生産量予想【穀雨】

2017 梅最新生産量予想【穀雨:4月下旬】  和×夢 nagomu farm

例年比で【1週間前後の生育遅れ】と感じる、

2017年の梅生育状況です。

 

例年4月20日前後には、

JA出荷予約表提出/漬け込み原塩の予約

の締め切り日となります。

 

そのため、定期着果数調査【3回目】と共に、

着果状況から、園地別生産予想量を割り出します。

 

本来見られる【1次生理落果】が見られない

不透明な中で、生産予想量を見出して

【2017出荷方針】を確定しました。

 

定期着果数調査【3回目】の情報と、

当園の『2017年産 梅生産予想量【穀雨】』について

以下に記します。


壱. 着果率推移表【2017.穀雨】

開花時期の【立春:2/4】頃に、

各園地毎に対象樹を設定し、

開花終了時期から4回の定期園地巡回を実施して、

着果率推移を計測してます。

 

【1次生理落果期】の目安である

【穀雨:4/19】を迎えたので、

【4/20】に園地巡回し、着果数測定をしました。

 

測定した着果数を基に、

開花時の花芽数を分母とする【着果率推移】を

品種【南高/小梅】別に、

グラフ化して作柄把握に努めています。 


『南高梅』の生育状況は、

【ガク落ち】完了しているモノの、

【1次生理落果】は見られない状況です。

 

実際、平年比【1週間前後の生育遅れ】といわれる

生育状況なので、GW前後に【1次生理落果】が

発生するのでは…と感じています。

 

2017作柄は、

樹齢や樹勢で【着果量のドカスカ幅が大きい】

のが顕著に出ています

 

産地全体の『南高梅』の作柄は、

【不作傾向】だと予想しています。


『小梅』の着果数は、

【1次生理落果】が見られない状況です。

当初より【着果量】が多いままで、

【着果率推移】を保っています。

 

2017作柄は、

樹齢や樹勢に関係なく、概ね【良好】な状況です。

 

今後、大幅な【生理落果】する可能性はありますが、

産地全体の『小梅』の作柄は、

【豊作傾向】だと予想しています。


弐. 樹齢&樹勢と南高梅作柄傾向

2017年の南高梅の作柄は、

園地条件【植栽樹の樹齢&樹勢】により

1本個々に、着果量の幅が広いのが特徴です。

 

園地別に着果数調査をしてる為、

老木中心/若木&成木中心/遅場園地【混在】

の3カテゴリーに南高梅園地を分類して、

着果数推移をグラフ化してみました。

 

◆老木/若木&成木により、大きな幅が発生

◆生育遅れから、遅場園地の着果数推移の遅れ目立つ
◆若木&成木の着果率は、平年比で同等以上の良好

◆老木の着果率は、一部で皆無な場所が存在

 

各農家別に、

南高梅園地の【樹齢分布】状況により

大きな作柄の幅が存在すると感じています。

樹齢&樹勢別着果数推移グラフ【2017】 和×夢 nagomu farm

参. 当園の南高梅作柄【2017】

当園の南高梅作柄【2017】は、

『樹齢分布グラフ』が大きく左右しています。

◆苗木: 4%

◆幼木:25%

◆成木:53%

◆老木:18%【成木樹勢:悪含む】

 

2017年の南高梅作柄傾向は、

1本個々に、着果量の幅が広いのが特徴です。

◆老木:かなり不作【一部のモノは皆無】

◆成木:樹勢で着果数の振り幅が多い

    一般的な樹勢のモノは【豊作傾向】

◆若木:平年比で同等以上【豊作傾向】

◆苗木:着果がほぼ見られず対象外

 

当園では、園地若返り対策の効果から、

若木&成木が約8割を占めている好条件な状況です。

現時点の生産予想量としては、

【自然増】も加わり、昨年比【113%】だと

現段階では想定しています。

南高樹齢分布グラフ【2017】 和×夢 nagomu farm

四. 各園地別の着果指数&生産予想量

園地別着果指数&生産予想量【2017穀雨】 和×夢 nagomu farm

『ミスなでしこⓇ』: 着果状況【良好】

◆粗悪系統【間伐】/高接ぎ枝【伐採】の減量を考慮しても

 昨年比【134%】の『豊作傾向』と予想

『パープルクィーン』:着果状況【良好】

◆小梅【白王】は、2016秋に改植のため、前年比【25%】程度

◆『パープルクィーン』は、遅場園地ながら着果良好な為、

 昨年比【152%】の『豊作傾向』と予想


五. 南高梅 2017出荷方針

最近の梅業界の動向としては、

焼き梅による【梅干し特需】を迎えて、

原料【薄】の状態であると想定され、

【需要>供給】のバランス状況から、

2017タル価格については、希望が見られます。

 

また、2017の梅産地の状況としては、

◆作柄傾向【不作傾向】

◆生育状況【平年比:一週間程度の遅れ】

一部地区で、【4/15】降雹被害に見舞われた

と想定しています。

 

2017年の【青果価格】/【梅タル価格】を

意識した上で、

園地別の生産量や園地条件を加味しながら

収穫時期や等階級に応じた【出荷振分】を

多種多様な出荷規格に当てはめて

当園の販売出荷方針を決定しています。

 

4月下旬には、出荷予約表や漬け込み原塩購入量の

提出〆切り日を迎えます。

今回打ち出した生産予想量を基に、

収獲まで園地の生育状況を経過観察しながら…

より収益をあげられる出荷方針に、

臨機応変に対応したい…と考えています。