春分 2017梅作柄予想【ガク落ち期】

2017梅作柄予想【ガク落ち期:2017.3.25】  和×夢 nagomu farm

昨年に比べ、1週間前後遅かった梅の開花終わり。

ようやく梅の【ガク落ち】が始まり、

徐々に幼果が顔を出し始めています。

【ガク落ち】とは、

花びらが散った後、赤茶色の【ガク】と呼ばれる

花の根元部分だけが残り、

そのガクが自然落下する事を表します。

 

その時期は【ガク落ち期】と呼ばれ、

幼果着果数が確認できる為、作柄予測を立てる

1つの【タイミング】となっています。

 

各園地別の定期着果数調査の情報を基に

『2017年産 梅作柄【ガク落ち期】』の個人的な見解を、以下に記します。

壱. 花粉交配予想【開花期間】

満開期 交配3days
満開期 交配3days
開花後半 交配3days
開花後半 交配3days

2017年気象情報を基にして、

ミツバチの訪花活動から【花粉交配度】を推測しています。

 

◆【満開期】 :特に【2/16

◆【開花後半】:特に【3/04】

ミツバチの訪花活動具合が、

2017年産の梅作柄を大きく左右する…

と個人予想しています。

 

2017年開花期は、

『南高梅』に比べて、

交配樹となる【小梅】/【雑梅】の開花が

少し遅れていたように感じています。

 

『南高梅』は、【自家交配】しない品種と言われています。

園地毎に南高梅と交配樹の開花状況が、交配最適日に

どうだったか…

その点が、作柄に大きく影響しそうです。

また、園地条件や植栽樹の樹勢etc.により、

開花時期にも大きく幅が広かったのも、本年開花状況の特徴です。

【交配最適日】の開花状況も、大きく影響してると感じています。 

弐. 主要園地のガク落ち&作柄状況

主要園地ガク落ち&作柄指数【3.24】 和×夢 nagomu farm

当園では、作柄予想をする上で

開花前【立春:2/4】頃に、

各園地毎に対象樹の花芽数計測を実施し、

定期園地巡回を兼ねて、定期着果数測定を

実施しています。

 

ガク落ち期【春分:3/20】を迎えるにあたり、

3/24に園地巡回を実施しました。

生育状況としては、まだ【ガク落ち】していない

例年比で【遅い生育状況】です。 

 

各梅園地の【ガク落ち状況】と【園地の作柄状況】

指数表示して数値化してみました。

平均数値は、

『【指数×植栽本数】の園地毎数値合計÷植栽本数』

にて算出しています。

春分【3/24】時点の作柄指数は以下のとおりです
 ガク落ち状況:【0.9】:5段階指数

 作柄指数  :【8.4】:10段階指数

『南高梅』:三栖地区 【城山台】 山間園地


『ミスなでしこⓇ』:三栖地区  丘の上園地


参. ガク落ち/梅作柄【個人見解】

【ガク落ち】状況としては、

 

同時期のガク落ち指数が

2016年【1.7】/2017年【0.9】の状況から、

昨年比でかなり遅れている状況では…と

感じています。

開花終わり同様、

『昨年比で、大体【1週間前後】の生育遅れ』と

個人見解を立てています。

 

本年の傾向としては、

◆例年【三栖地区】より生育遅れてる【岩田地区】

【三栖地区】でも、生育状況の【バラツキ】に

 大きく【幅がある】状況

 

【作柄】状況としては、

◆植栽本数の多い園地『岩田奥』の作柄指数が高い

◆その状況から、平均数値【8.4】と高い数値

◆2016年の同時期作柄数値【8.0】より高い数値

◆園地毎の作柄指数に【幅が広く】、不作を表す

 【4~5】の数値園地も多数存在

 

まだ【ガク落ち】していない『岩田奥』の状況は、

幼果が顔出ししていない状況です。

数日後には、大きく変動する可能性がある…

と思ってます。

 

今回の平均指数は、昨年比【豊作】数値ですが、

実際は、昨年比【不作傾向】だと感じています。

現時点では、

不確定要素が多くて【作柄予想】は難しいので、

発芽期【清明:4/5】頃の着果数調査で、

再度作柄予想を立てたいと考えています。

四. 着果率推移表【ガク落ち期】

開花時期の【立春:2/4】頃に、

各園地毎に対象樹を設定し、定期的に園地巡回し

着果率推移を計測してます。

 

【ガク落ち期】の目安である【春分:3/21】を

迎えたので、【3/24】に園地巡回して、

着果数測定を実施しました。

 

その着果数より、花芽数からの【着果率推移】を

品種【南高/小梅】別に、

グラフ化して作柄把握に努めています。 


南高5カ年 着果率変移表【2017】 和×夢 nagomu farm

 

『南高梅』の着果数は、

【ガク落ち】が遅い状況なので、

現時点の【ガク落ち】後の着果率は、

現着果率より、もっと低い値である…

と感じています。

 

2017作柄は、

樹勢や樹齢による着果量のバラツキが、

【極端に大きい】と感じてます。

『南高梅』の全体的な作柄としては、

【昨年より不作傾向】だと感じています。

また、例年比でも

【不作傾向】と予想してます。 


小梅4カ年 着果数変移表【2017】 和×夢 nagomu farm

『小梅』の着果数は、

現時点で【かなり低い】着果状況です。

 

当園の小梅は、【カイガラムシ】多発傾向による

影響が大きく左右している…と感じています。

 

昨年、全植栽本数の【6割程度】を伐採抜根しており

植栽本数自体も、【大幅減】している状況です。

 

着果数量の数値状況を考慮すると、

当園の小梅生産量は、昨年比【7割減】以上の

状況である…と予想しています。

 

そんな中で、樹齢的に【盛り】を迎えてる

『パープルクィーン』の生産量は、

【右肩上がり】だと考えています。