啓蟄 2017開花期 蜜蜂交配度検証

酉年の梅【2017】 梅開花期 蜜蜂訪花活動検証 和×夢 nagomu farm

2017年の梅開花状況は終盤を迎え、

あと10日足らずで概ね終了…だと

感じています。

 

数年前より、

JA紀南の気象データ【三栖支所】を利用して、

平均気温・平均風速・降雨量・日射量etc.の

4種の気象データを基に、ミツバチ訪花活動度の

予想を立てています。

 

当地では、ミツバチ巣箱は梅の花粉交配促進に

利用されています

一般的にミツバチの活動は、

 壱. 訪花適温は、気温18~25℃

 弐. 活動は、太陽光がある時間帯のみ

    夜間の訪花活動はしない

 参. 薄暗い曇天や、雨天時には訪花活動が鈍くなる

とされています。

 

上記条件を基に、ミツバチ訪花活動から、花粉交配度を予想しています。

壱. 2017梅開花期【蜜蜂交配度推定】

2017 梅開花時期 蜜蜂推定交配度表  和×夢 nagomu farm

2017立春 気象情報&交配度 和×夢 nagomu farm
2017雨水 気象情報&交配度 和×夢 nagomu farm


2017年の梅花【満開期】は、

2月16日頃になると感じています。

 

調度満開期を迎えた頃

気象条件的に蜜蜂訪花活動が活発したように

感じています。

2月16/18/20日の3日間

 

また2月20日に【春一番】が吹きました。

【春一番】以降、

少しずつ【散り始め】ました

ただ、一気に散らずに、3月上旬頃まで

息長く開花時期が続いてる開花状況です。

 

2月末付近にも、

温暖で無風な気象条件から

蜜蜂の訪花活動が活発化した時期がありました。

2月26/27/28日・3月3/4日

 

以下に、活発好機を前期後期に分け、

詳細に分析説明します。

2017梅開花状況【満開】 和×夢 nagomu farm
2017梅花状況【満開:2/16】
2017ミツバチ巣箱【2月】
2017ミツバチ巣箱【2月下旬】

弐. 2月【満開3days】データ検証

2017満開 蜜蜂交配3days 気温グラフ 和×夢 nagomu farm

2月満開期に訪れた、

ミツバチ訪花活動が活発だったと想定する

3日間:2/16・18・20日を

【満開3days】と名付けました

 

ミツバチ訪花活動時間帯は、

太陽光のある時間帯【8~17時】と定義し、

JA気象データ【三栖地区】より、

四種の気象データを時間別に抜粋してます

 

訪花活動最適条件を個人的に設けてます

 ・平均気温:【12.1℃以上】

 ・平均風速:【1.5m/s以下】

 ・降雨量 :【0】

 ・日射量 :【0.5以上】

 

条件クリアしてるデータ:赤○

条件 未クリアのデータ:青□ 表記しています

 

【2/16】は、

 今期一番の気象条件だったと思われます

 訪花活動活発化による高交配時間帯は、

 【10時~15時】と長時間にわたり好条件

 

【2/18】は、

 午前中、風速がやや強かった模様

 おやつ時間を過ぎて、風速が低くなり

 高交配時間帯は、【14時~15時】と予想

  

【2/20】は、

 1日通じて温暖な気温でしたが、

 午後より、小雨交じりで風速が強くなってます

 高交配時間帯は、【10~11時】と予想

 なお当日の夕方に、

 近畿地方では四年ぶりの【春一番】を観測

 

満開3daysは、

いずれも翌日or前日に【降雨】が観測されており、

乾燥による花粉飛散できる状況だったか?

その点が花粉交配に大きく係わってくると感じてます

 

ただ16日は、2017年最高の交配日なので、

その時点での、開花状況/交配樹の生育状況etc.
が非常に重要になってくると考えています

 

そんな見解です

2017満開3days 時間別平均気温 和×夢 nagomu farm
2017満開3days時間別平均風速 和×夢 nagomu farm
2017満開3days時間別降雨量 和×夢 nagomu farm
2017満開3days時間別日射量 和×夢 nagomu farm

参. 2月【後半3days】データ検証

2017後期 蜜蜂交配3days 気温グラフ 和×夢 nagomu farm

梅花が【春一番】により散り始めつつも、

【遅れ花】もあり、完全に散り終わることなく

3月上旬頃まで、開花期間は続いています

開花期後半、訪花活動が活発だったと想定する

3日間:2/27&3/3~4日を

【後期3days】と名付けました

 

ミツバチ訪花活動時間帯【8~17時】の

JA気象データ【三栖地区】から、

四種の気象データを時間別に抜粋してます

 

訪花活動最適条件を個人的に設けてます

 ・平均気温:【12.1℃以上】

 ・平均風速:【1.5m/s以下】

 ・降雨量 :【0】

 ・日射量 :【0.5以上】

 

条件クリアしてるデータ:赤○

条件 未クリアのデータ:青□ 表記しています

 

【2/27】は、

 気温上昇と共に、昼間は風速のある日でした

 朝夕の時間帯【10~11時/15時】が

 訪花活動活発化による高交配時間と想定

 

【3/3】は、

 1日を通じて風速が高い日であったので、

 極めて高交配な時間帯はないと感じてます

 夕方前に比較的好条件になっていると想定

  

【3/4】は、

 後半訪れた【最高日】と予想

 1日通じて温暖かつ風速もない1日でした

 夕方前より、天気が【下り坂】で小雨交じり

 となったので、【10~15時】と

 長時間にわたり交配好機だと考えてます

 

後期3daysは、

最終的に【3/4】が大部分を占めています

開花期後期となっているので、

開花状況/交配樹状況によっては、既に散っている

園地も多く存在していたように感じています

 

そんな見解です

2017後期3days 時間別平均気温 和×夢 nagomu farm
2017後期3days時間別平均風速 和×夢 nagomu farm
2017後期3days時間別降雨量 和×夢 nagomu farm
2017後期3days時間別日射量 和×夢 nagomu farm

四. 【酉年の梅】作柄検証

2/23発行の

『平成29年度 紀南の梅産地情報』では、

2017年の【開花日&満開日】が

記載されてます

 

2017年のミツバチ訪花活動は、

満開期&開花後期と2回にわたり上手くできてる…

そんな個人見解を持っています


2/16の【最適日】に、交配樹を含めて

いかに充実した花を咲かせられた園地であったか…

また、3/4【後期最適日】に、

開花遅れの園地が、満開交配を迎えられているか…
の2点が影響すると考えています

 

2017年は、

南高梅に比べて、交配樹となる

【小梅】/【小粒南高】の開花が遅めであった

と感じています

 

一般的に、交配する花粉は【雌しべ側】よりも

生育が早い方が望ましいと言われてます

その辺りが、着果にどのように係わってくるのか…を

防除期の【園地別の定期着果数推移】で

確認したい…と考えています

JA紀南 H29梅産地情報【2/23】
梅産地情報【2/23】:JA紀南