平地で早春に鳴き始める事から、
『春告鳥:はるつげどり』とも呼ばれる
【鶯:うぐいす】です。
【鶯:うぐいす】は、
日本ではほぼ全国に分布する留鳥。
環境適応能力は高く、
笹の多い林下や藪を好むが、
さえずりの最中に開けた場所に姿を現す時もある
警戒心が強く、声が聞こえても姿が見えないことが多い。
さえずるのは縄張り内を見張っているオスで、
「ホーホケキョ」は、他の鳥に対する縄張り宣言といわれる。
「ホーホケキョ」とさえずるのを初めて聞いた日を、
『ウグイスの初鳴日』と呼び、気象庁が【生物季節観測】に用いられてます。
※出典 Wikipedia【鶯:うぐいす】より抜粋
『春告鳥』と呼ばれ、
『梅とウグイス』の組み合わせが有名な事にちなみ、
和色『鶯色』を【春色】と認定しました。
壱.『鶯色』の雑学
染め物でいう『鶯色』は、
【うぐいす】の羽根に似た灰色がかった緑褐色を言う。
一般的な『鶯色』のイメージとしては、
抹茶色に近い柔らかな黄緑色を連想する人も多い。
※ウグイスと同じく春先によく見かけられる野鳥【メジロ】
の羽の色と混同されている。
江戸時代に誕生した色で、
当時、【渋好み】の江戸っ子たちに歓迎された色。
【鶯色】の着物が大ブームになったようです。
※当時の【鶯色】は、
より茶色味がかった和色【鶯茶】を指している。
壱.【花札】の絵柄札にある『梅とウグイス』が有名
弐.『うぐいす餅』
『鶯ボール【植垣米菓】』
『鶯餡』:エンドウ【豆】を使った餡 etc.
お菓子には、【鶯】が多く用いられています
参.『ウグイス嬢』
野球場で場内アナウンスを担当する女性
選挙運動の際、選挙カーから候補者の
応援アナウンスをする女性
弐. 『鶯』にまつわる和歌
『鶯:うぐいす』にまつわる和歌を、以下にご紹介します。
※ 出典 Wikipedia【鶯:うぐいす】より
- うぐいすの なく野辺ごとに きてみれば うつろふ花に 風ぞ吹きける 【古今和歌集】
- あらたまの 年ゆきがへり 春立たば まづ我が宿に 鶯は鳴け 【大伴家持:万葉集】
- 春たてば 花とや見らむ 白雪の かかれる枝に うぐひすぞなく 【素性法師:古今和歌集】
- 春霞 おもひたちにし あしたより またるるものは 鶯のこゑ 【藤原敦忠】
- ほととぎす なくべき枝と みゆれども またるるものは 鶯の声【藤原道綱】
- 鶯の こゑ聞きそむるあしたより 待たるる物は 桜なりけり 【本居宣長】
- 鶯の 声を聞きつる あしたより 春の心に なりにけるかも 【良寛】
- 鶯の 谷よりいづる 声なくは 春くることを 誰か知らまし 【大江千里】
- 声たえず 鳴けや鶯 ひととせに ふたたびとだに 来べき春かは【藤原興風】
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lxbfYeaa (日曜日, 08 5月 2022 03:00)
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lxbfYeaa (日曜日, 08 5月 2022 03:01)
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