睦月.30 社長の器【園地のデータ化】


和×夢 nagomu farm 【作目別植栽本数分布グラフ】

梅を取り巻く環境は、

先代から【経営移譲】した当時より、さらに悪化してる…

ように感じています。

 

経営者【社長】である以上、

『社長の器』が試されてる…のだと感じています。

 

当園は、【猫の額】のような小面積園地を多数所有する

『小口果樹農家』です。

その為、なかなか細かく園地把握できてない状況です…。

 

【20】に及ぶ園地状況を適確に把握する事で、

状況改善施策を検討し、実践できるのでは…と考え、

園地別の【植栽本数】と【樹齢カテゴリ】を

園地巡回で調査し、整理してみました!

 

【全園地のデータ化】を進めることで、

当園の園地状況把握、今後の方針決定を進める上で、

透明化【見え始めた】ように感じてます。


壱. 園地別植栽本数分布表

畑別栽培本数分布表【H28】

当園は、

南高梅を中心とする【果樹複合農家】です。

20園地を寄せ集めても、2.8ha程度で

当地方の梅農家としては、『中小クラス』に

あたります。

 

50a【500㎡】前後の狭い園地も多数存在します。

そんな園地を【南高梅⇒ミスなでしこⓇ】へと、

随時改植を進め、『ミスなでしこⓇ』に変貌させてます。

 

また、厳しい時期に思い切って

【老木園地】の改植を進めてるので、

【老木率】が一般農家に比べて低いと感じています。

 

当園の手法として、

新規取り組み作物には、

保険策で、【複数種を密植植栽】して

状況把握した後、不要なモノを【間伐】する

『サバイバル方式』を適用しています。

その為、一般的に【10aあたり30本】と言われる

梅の植栽本数を大きく上回る園地が多数存在しています。

 

また、南高梅【成木園地】においても、

交配樹の見直しで、植え替えを図っている為、

【苗木】&【幼木】本数が、多く存在しています。

弐. 作目別植栽本数分布グラフ

調査した、園地別植栽本数分布表を基に、

【作物別の植栽本数分布グラフ】を作ってみました。

 

当園の主力作物は、南高梅【約53%】です。

次いで、ミスなでしこⓇの【約18%】となっています。

 

梅栽培全体【約78%】と、梅主体の果樹農家である事が

数字より改めて確認する事ができます。

柑橘全体【約18%】は、

ミスなでしこⓇと同等割合である事でも確認できます。

 

梅【南高梅】の【収入UP】を図る事が、

当園の経営改善に繋がる事だと感じています。 

参. 樹齢カテゴリ分布グラフ



当園として、

栽培面積の見直し【縮小検討】を図る上で、

老木園地については、積極的な改植を進めてます。

 

数年間に渡る改植作業の実践が

【樹齢分布グラフ】に出ていると感じています。

全体の【2/3】が、成木として収入が見込める

残りの【1/3】が、

育成時期中なので、ほとんど収入が見込めない…

そんな状況です。

 

園地全体としては、

南高梅の園地を、他作物への転換を進めてる事もあり、

全体の【1/2】が、成木として

残りの【1/2】が、育成時期となってます。

 

育成中の園地が、一般に比べて多いと思える当園です。

その分、成木園地で収入を上げる【付加価値販売】の実現が

急務である…と感じています。

 

両親が元気な時期に、前倒しで【園地の若返り】を進めた事は、

将来を考えると、適切であったと思っています。

 

ここ10年位は、

【改植】を意識せずに、栽培に取り組む事ができそうです。

新規作目にチャレンジしてるので、経過状況を確認しつつ、

必要に応じて【間伐】を進めて確立していこう…

と考えてます。

 

梅園地自体の【園地若返り】は、一先ず落ち着きました。

今後は、【柑橘園地の園地改造】に手を出していこう…

と考えています。

 

今を生き抜く、『社長の器』があるか…

試されています。

全園地を把握し、より良い経営状態に改善すべく、

今後も、【園地のデータ化】を進めたい…と思ってます。