睦月.18 みなべ・田辺の梅システム


世界農業遺産 みなべ・田辺の梅システム

2015年12月、世界農業遺産登録された『みなべ・田辺の梅システム』

壱. みなべ・田辺の梅システム

当地方は、礫質で急傾斜が多い地形です。

この条件で生産可能な梅栽培を400年にわたり、

自然と共生しながら営んできました。

 

梅林周辺に【薪炭林】を残すことで、

水源や養分の補給/斜面の崩落防止etc.の機能を持たせ、

梅生産を支えてます。

ミツバチは梅の受粉を助け、

梅は早春に貴重な養分を提供しミツバチの繁殖を助けてます。

 

農家は、梅栽培を持続・拡大しながら、

品種改良を重ね、遺伝子資源を育みながら

『南高梅』を代表とする優れた品種を生み出してきました。

梅の加工技術も磨き、

食べやすい調味梅干や、成分を活かした健康食品etc.

安全安心な加工食品を開発してきました。

 

【薪炭林】では、ウバメガシを原木とした

最高級木炭『紀州備長炭』を生み出してます。

 

梅を中心とする持続的な農業を確立し、栽培面積の拡張により、

独特の美しい景観を形成しました。

現在では、

【生産・加工・流通・観光】といった多様な分野連携により

一大梅産業を成立させ、地域産業を確立してる

農業システムの1モデルです。

 

文面:田辺市梅振興室HP 出典

梅 百花繚乱【2015】
梅花繚乱【2015】

梅を取り巻く景色【2015】

 

梅の土用干し【天日干し】
梅のタル詰め【new】style
梅の受粉【ミツバチ巣箱設置】
ミツバチとの共生
梅の選別システム【機械化】
梅の水浸漬処理
梅の漬け込み【梅酢循環】
梅干しタル詰め【品質向上対策】

弐. 世界農業遺産とは?

『世界重要農業遺産』とは、

伝統的な農業と、農業によって育まれ維持されてきた、

土地利用【農地/ため池・水利施設etc.】、技術、文化風習、風景

そしてそれを取り巻く生態系保全を目的に、世界的に重要な地域を

国連食糧農業機関【FAO】が認定するもの。

持続可能な農業の実践地域となる。2002年より開始された。

通称:世界農業遺産

英語表記:GIAHS:ジアス【Globally Important Agricultural Heritage Systems】

 

文面:Wikipedia出典

参. 当園としてどう活かす?

先人が400年の月日をかけて、

築き上げた梅生産が、世界に認められ

『世界農業遺産』に認定されました。

 

世界からも【高野山】・【熊野古道】と共に、

【梅】が注目される2016年だと考えています。

 

本年は、『申年の梅』でもあります。

12年に1回の販売チャンスでもあり、

『世界農業遺産』とコラボしてプラスに働かす

必要があると考えています。

 

現在、梅農家を取り巻く環境は、

消費低迷/需要供給バランス/梅干し流通の鈍化/

㎏価格の大幅低下で、かなり厳しい現状です。

具体的対策のない、出口の見えない状況下で、

梅産業を盛り上げる『キッカケ』になれば…

と感じてます。

 

当園では、色んなイベントの場に出店参加し、

当園で誕生した梅『ミスなでしこⓇ』の認知度UP

を図る活動を継続しています。

 

大勢のお客さんが訪れる場で、

『みなべ・田辺の梅システム』を情報発信する

活動を【一梅農家】としても実践したい…

と思ってます。

 

また昨年、

『わかやま国体』を盛り上げたマスコットキャラ

『きいちゃん』の着ぐるみや各種デザインを、

【無料利用】できるようになってます。

※詳しい内容は、WBSニュースHP にて

 

【和歌山県】の有力資源『きいちゃん』と

コラボした当園オリジナルデザインを制作して、

イベントでのPOP展示etc.で情報発信すべく、

実践する所存です!

世界農業遺産POP【田辺市】
申年の梅イラスト
申年の梅